胃カメラと大腸カメラで同時に検査してみたけど、心地よさだけで終わった話

2016年11月22日

はじめての胃と大腸の内視鏡検査をしてみました。「辛い」、「痛い」と聞いていたのですが、もう避けれない年齢になってきました、私。


年を取ってきたので健康に気を配る

30代後半になると、もう若くはないので、体の健康に気を使うようになろうと気持ちだけは持っています。

毎年、健康診断で胃のレントゲン検査をしているのですが、バリウムと検査台の上で、「ぐるぐると回る行為」がとても辛くて、まるで何かに調教されているようでいやなのです。

バリウムを使った胃部のレントゲン検査では、よほど大きめの出来物が見つからない限り、発見は難しいと聞いたので、強制的に動かされ、撮影され、結果、何も無かったと言われると、もう来年は受けたくないなといつも考えてしまいます。

ここ数年間、バリウムをつかった検査結果で、「ポリープが有り。ただし、経過観察です。」となっていたのですが、今年の健康診断の検査では、何も指摘されなかったのです。

これは、ちょっと怖いですよね。だって、自然消滅なんてないでしょ?2年間も育ててきたポリープがなくなっているなんて・・・。

検査自体に検査技師のスキルや私の体の状況によって、見つかったり、見つからなかったりする状態なんて、信用ができないですよね。

なので、内視鏡検査を検討していました。

 

ほんとうにレントゲン検査では胃がんが見つからないのか?

気になって探してみたところ、「胃がんの死亡率」について、内視鏡検査の方が減少効果がみられたという結果がありました。

3年以内の少なくとも1度の内視鏡検診受診で30%の胃がん死亡率減少効果を認めました(オッズ比0.695, 95%CI: 0.489–0.986)。一方、X線検診については、有意な胃がん死亡率減少効果は認められませんでした(オッズ比0.865, 95%CI: 0.631–1.185)。
出典:http://esgcr.jp/news/research.html

レントゲン検査では胃がんの死亡率減少効果が認められないといった結果であり、これだけでも、内視鏡検査を受けたほうが、何かが見つかりやすい可能性と受け取ることもできます。

この報告を知って、バリウムを使用したレントゲン検査から内視鏡検査へ切り替える理由にもなりました。

だって、もしかしたらポリープがゆっくりと成長しているかもしれないという、怖い状況も考慮しての決断です。

 

病院は最先端で苦痛が少ないところを優先で探す

「胃カメラはつらい!!」

社内のチームメンバーが脅すので、なるべく痛くないところが良いと思い、今回は色々と調べてみると、内視鏡検査に絶対の自信がありそうな、熱いサイトを見つけました。

「ららぽーと横浜クリニック」http://lala-clinic.jp/

ホームページを読み込むと分かるのですが、すごそうな最先端の機械で苦痛が少ない胃カメラ検査が可能と書いてありました。

今回は胃と大腸を同時に検査してもらう予定で、私自身の胃腸を丸裸にしてみようと行ってきました。

胃と大腸の両方の検査となると、検査で半日間ぐらいかかるかなと思っていたのですが、このホームページでは両方で30分前後で終わるとのことで、身体に苦痛も少なそうなのも決め手でした。

当院では同日中に胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査を続けて行うことができます。(両方でわずか20–30分程度です)同時に行うことによって通院回数が減り、医療費をお安くできます。
出典:http://lala-clinic.jp/databox/data.php/stomach_endoscope_ja/code#anc_tab_contents_06

肝心の実績もクリニックとしては国内No.1の実績とのことで、経験が豊富で安心ができそうでした。

 

検査当日の待ち時間も安心

事前検査から前日の食事制限と大腸検査もあるため、大量の下剤を飲むなど準備はありますが、これはどの病院でも同じだと思います。

当日、病院でお尻だけ穴があいているパンツに着替えて、ベットというかストレッチャーで寝ながら順番待ちをしているのですが、この間に、胃カメラを鼻に通すため、鼻への麻酔やゼリーを塗られつつ、待っています。

「次の次の順番なので、少し待ちますね。」と、看護師さんに言われたので、やはり20–30分単位で患者の検査をしているのかもしれません。

まるで運動会のリレーの順番待ちのようです。次から次へ患者が運ばれ、検査準備をしています。

カーテンで仕切られた隣の患者さんが、検査から戻ってきて、看護師さんに「◯◯さん、終わりましたよ!」と声を掛けると、「え、もう終わったの!?」と反応して、驚いていました。

直前の人がこんなケロッとした反応で、普通に会話をしていたので、実施前から安心できました。

 

いざ、検査へ

順番が回ってきて、「はい、行きますよ〜!」と、優しく看護師さんにストレッチャーを押され、検査室へ移動しました。

ただ、先生が一般患者の問診もされているので、検査室へ移動したあとも暫く待ち時間が続きます。(一般患者の問診をしながら、内視鏡検査も流れ作業のようにやっていくとは凄腕なのか!?)

待ち時間に、看護師さんから「はじめてで緊張している?」といった話から、胃や大腸の検査のタイミングについて、色々と質問することができて、ためになりました。

そういった話をしているうちに、先生が登場、

私が「今回は問題がないことを確認しに検査しに来ました。」と伝え、

「そういった感じで来てもらえるのはいいよね!」などと、会話をしつつ、「はじめますね〜。」の一言。

(ここから記憶が曖昧になっていく。。。)

最初に目の前に映し出される映像について、説明をされたのですが、そのまま記憶が無くなりました。

麻酔のおかげですね。

 

いつの間にかに終わって、目覚めの声

「終わりましたよ〜!」と、看護師さんに声を掛けられ、目覚めました。

(まじか、さっきの人と同じ光景だよね、これ・・・。)

検査の時間は約20分ぐらいで、胃と腸の検査が終わり、しかも、小さなポリープまで取っていたとのこと。
検査中もそうですが、検査後も痛みも一切なく、なんだか気持ちよく熟睡して終わりました。

周りの人達から、「胃カメラはつらい」と聞いていたのですが、熟睡するほど快適に検査を終えることができました。

 

ポリープの結果は良性

2週間後、組織検査の結果を教えてもらうために、病院へ再訪しました。

結果は、良性でした。

大腸のポリープに関しては、小さいうちに取っておくと、完全にガンを予防できるとのことです。

胃と大腸の内視鏡検査はとてもつらいと思って、期待値を下げていたのが、あまりにも快適だったので、来年もこの病院へ検査に行こうと思います。

「胃カメラがつらい」と思っている方へ、お勧めしたいです。

 

「ららぽーと横浜クリニック」http://lala-clinic.jp/

 

(ステマではありません。)

追記:継続的に検診中

初回の検診から3年経ちました。

毎年の検診を続け、変わらず、快適に検査をしています。
(どうしても大腸のカメラ映像をリアルタイムで閲覧したく、いつも頑張っていますが、麻酔に負けてしまい、起きたら終わっている状態です)

2019年の検診時は、折角、胃と腸も空にするならと、ファスティングを取り入れ、検診前の検診後の食事メニューを組み立て、10日間のプログラムを組んで実施してみました。

その結果、腸内も改善され?、より体調がよくなった気がします。(取る食物や量が変化し、体重も減りました。)

現在は、胃と腸の状態も悪いところがないため、2020年の検診はスキップして、翌年に検査をする予定です。


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