ビットセラーという会社へ転職して感じたこと良かったことなど

2015年9月30日

4社目のBitcellarへ転職して、数ヶ月経過したので、感じたことを纏めてみる。
一言で纏めると、もっとも自由で責任もあり、自分の頭で考えなきゃならない大好きな会社!

フリーランスを含めると様々な会社で経験を積んできた

これまでの流れを下記に簡単に纏めてみたが、様々な会社で経験させてもらった。

  •  1社目
    • いまはセキュリティ界隈でTVにも出るようになった会社
  • フリーランスで数年
    • e-ラーニングのシステム開発
    • お花のEC関連から基幹関連の開発
    • iTunesみたいな楽曲管理サービス開発、、などなど
  • 2社目
    • 大企業の海外サイトを戦略〜制作、技術支援まで行っているベンチャー会社
  • 3社目
    • ソーシャルゲーム会社

1社目での経験を踏まえ、私自身が会社の看板を外して、1人でどこまで仕事ができるのか試したくなったのがこの始まりでもある。

昨年、Bitcellarという会社に出会い、今はこの会社にいる。折角なのでこの会社の良かった点を纏めてみました。

 

Bitcellarという会社の優れた点

残念ながらランキングサービスのQrankと全世界で2,000万以上もダウンロードされたFxCameraのサービスが終了という流れの中、こんなことを書き留めておこうかと思いました。

スタートアップで人数が10名ぐらいなので、似たような会社も多いかも。簡単に纏めると下記の3点。

1. 技術力が高いため、開発〜リリースの行程が早い

エンジニアは6名在籍し、企画チームと一緒にスクラムで2週間のスプリントを回している。ガチガチのスプリントではなく、ある程度柔軟性をもった回し方なのが好感を持てた。

そんなことより、開発が爆速。

例えばアプリの改修でWFがある程度決まったら、実際にエンジニアがプロトタイプを作成して、動作確認。みんなで触りつつ、修正、リリースを回している。早いものは1日で動作確認まで終えてしまう。
ここまでスムーズに企画のモノが形に落ちる理由に、エンジニアには下記のベースがあるからだと感じた。

AppleやAndroidのデザインガイドラインを当たり前に理解し、インタラクションの前提や体験の話ができる。そして、なにより日々、新しい製品やサービスに対する興味が高く、様々なことに利用している体験を持っている。(ここが1番重要)

その流れもあり、エンジニアも含めてユーザ視点でものづくりが進みやすかったりする。

もちろん、リリース後にやっぱり間違っていたという判断もある。その判断するまでにかける期間が、圧倒的に短い。

 

2. 自分の頭で考えて、みんな意見を言い合える

エンジニア側からも企画の方針に意見を言ったり、一緒に企画検討をしたりと、チームとしては分かれているが厳密さは求めていない。
この関係性もあり、スプリントの立ち上がりが早く、スプリント中にも企画側とエンジニア側で細かい調整を一緒に進めながら開発ができる。

基本的には受け身の人は少なく、問題は何であるか?その解決策としての仮説は何かをひたすら追求している。そしてそのためにムダを省く。

もちろんエンジニアとしても開発の意図を汲み取りつつ、上記の仮設を見いだせない場合は、一緒に検討しあう。

本質的に正しいことがあれば、チームの垣根を超えて、一体感をもって進めることが自然にできているのは良いことだと感じた。

 

3. トップダウンでもボトムアップでもない組織

人数も少ないこともあり、組織構成は全員がフラットである。

特に上下関係はチームとしてのリーダー的な役割はあるが、仕事の役割的にトップダウンといったこともない。
現場で「どうにかして変えていこう!」といったボトムアップ型でもない。

どちらかというと、ホラクラシー的な組織に近い。
サッカーチームのようであり、一般的なエンジニア、企画のイメージよりも、それに紐づく作業など、各々の役割が多い。ビジュアルデザインも個々でやっていることが多い。

なので、必要があれば自ら動いて率先して作業し、必要に応じて手伝いを求める。このスタンスが自然に身についている感じがとても良い。
結果、自分で必要なモノを考えて行動し、時にはメンバーに相談し、意見を求める。もちろんやったことが無い分野に対しても、果敢に挑戦する。(個人的には普通のことだと思ってたりしますが、領域が違った瞬間にやりたくない!って人も多いかと。)

組織的に当たり前だが、使えない上司もいない。非生産的な調整もいらない。

 

会社という組織に求めること

ちょっと時間があったので、今回は自分のメモとしてビットセラーの良い所を纏めてみた。

これまでの会社を通して、私が会社の組織に求めていることの1つに、組織や人と自身の波長が合うかを意識している。

これはフリーランスの時に、1人で仕事をしていて、困ったり悩んだ時にすぐに相談できる仲間が居なかった経験が大きい。また、複数など特に他の領域の人達と一緒に仕事を進めることで、より良いものが作れることが多い。

この2点を感じて、フリーランスを辞めて、組織へ戻った。

波長が合うといった点は、仕事などで土壇場に追い込まれた時に、一緒に戦える仲間がいるかどうか。信じられる仲間がいるか。

過去に同じプロジェクトで仲間だと思っていても、上から後ろから切りつけられたこともあったりしたので、もうそういう人とは仕事をなるべく避けていきたいなと。
仕事をしているのに、なぜに内輪の調整事項や揉め事なのか?そういった場を減らすためにはを常に考えてきた。

結局、そういったリスクが低い=全員と会える会社を必然的に選ぶようになってきた。
または、自身でそういったチームを作るしかないかなとも思っている。

今振り返るとビットセラーはとても合っていたと思う。

今後については、本日の発表もあり、この先どうなっていくのか、よく分かりません。
が、見えている部分から一歩踏み込み、楽しんで挑んでいこうかなと思っている。

個人的には不安定を楽しむスタンスなので、この先も楽しむスタンスです!


You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply

CAPTCHA