深圳・華強北での昼食でWechat Payment が使えず焦る・・・。

2018年3月26日

深圳でQRコード決済が出来ない時は焦るしかない・・・。

前回に引き続き、深圳での体験記です。

Wechat のQRコードでの決済がとても便利で、今回の旅では、現金に両替することもなく、Wechat への入金だけで生活することができました。

ただ、Wechat のみでの生活で困ったこともあり、それについて書いておきます。


華強北での昼食

華強北を散策していたら、ちょうどお昼時になったので、ランチのお店を探していました。

たまたま通ったところに「美食城」という、いかにもな建物群があり、ここなら何か食べれるものを探せそうなそうな雰囲気。

美食城=ごはん処と推測

行ってみると、こんな感じの食べたいお惣菜?を選んで、注文するスタイルのお店が複数店舗が並んでいて、いかにも近隣の人達や職場近くでの弁当を求めて、人が集まっていて、地元感のあるお店が連なっていました。

若者から家族連れ、客層の幅が広い

そんな中で、たまたまなのかもしれませんが、混雑しているお店があったので、こちらで注文することに。

猪脚=豚 だそうです。

地図
https://j.map.baidu.com/h4lOO

お店
http://www.dianping.com/shop/66119717

 

注文は指差しで、決済は Wechat の予定だったが・・・。

活気があって、家族連れも居て、店員同士が喧嘩していて雰囲気を楽しめました。

注文の仕方も値段もあんまり良くわかってないので、前の人の注文の仕方を確認しながら並んでみることにしました。

店員からご飯にするのか?何かにするのか聞かれたのだが、ご飯が載ったお皿を渡してもらい、日本語で「これ」と言いながら、指を差したお惣菜を、お店の人がすくい上げてくれて、手元のお皿に載せてくれます。

学校の食堂的なスタイルですね。

どのお店もそうなのですが、多様な種類のお惣菜があり、ラベルもついてなく、聞いてもわからないため、見た目だけを頼りに、今、食べたいモノを2品選びました。

 

2品を載せたところで、お会計しているところへ向かいます。

 

レジのお兄さんたちに「2品だと、12元だ」っぽいことを言われたので、Wechat で 12.0 と入力し、画面を確認してもらい、そのまま支払いボタンを押すのですが、、、

なぜか、押せない。。。

 

(ん?いつも、このまま押すだけなのに、何で押せなくなってるの?)

(。。。すでに、2品取った皿が手元にあり、引き返すこともできないし、引き返すことも伝えられない・・・。焦り)

(辛い・・・。)

 

もう一度アプリを立ち上げ直しても、現象は改善されず・・・。

 

この時は、一緒に居た他のメンバーに2名分を支払ってもらうことでOKだったのですが、突然、支払えない場合があるという困った体験を、後戻りできない環境で体験しました。

 

現地の人は Wechat と Alipay の2つを利用する

後で現地に住んでいる人に聞いたところ、たまにネットワークの関係などで、利用できないことがあり、両方のアプリに入金をして、両方を使っている人が多いとのことです。

どちらかのアプリで独占された状態ではなく、Wechat と Alipay の2つにリスク分散されているのであれば、今回のような時でも、アプリを切り替えることで支払いはできたのでしょう。

決済をするお店的にも、2社で支払い機器や支払い方法が変わることがなく、QRコードやバーコードなどで運用できるようになっているのも、こういった支払いを受け入れやすい状態になっているのですかね。

あと、伺った話によると、Alipayなどはお金を預けつつ、利益を得ることが出来る投資商品「余額宝」があり、Alipayへお金を預ける人も多いとのことです。

 

日本だったらどうするか?

今回の「支払いができなかった」体験について、帰国後に考えていたのですが、

もし通信の問題であったのならば、同じようなサービスを日本で展開された場合、通信ができないところでは、決済ができない。

といった仕様になったら辛いなと思ってます。

決済する場所の環境の影響を受けて、利用ができる、できないが決まったりとなると、使えなかった時の信頼感というか、サービスの利用品質は、利用者にとって、とてもネガティブに残ると思っています。

今回の体験であったように Wechatpay と Alipay を両方使えるようにしておくなど、こういったリスクをカバーできるような対策を個人が行う必要があり、その結果、複数の支払い手段に頼っていく形になります。

そして、日本では、結果的に現金をメインに使いながら、たまにQRコード決済で良いか、といった流れになりそうな気もしました。

会社やチームのルールを適用すると同じで、ルールを作る時はガラッと強制的に実行させる流れを作り出さないと動き出さないので、日本の乱立する電子決済サービスの主流を作って欲しいですね。

可能性がありそうなベンチャーを買収してでも、グイグイと主軸を決めてほしいです。

PASMOでの決済スピードとQRコードなどのデジタルの状況把握や連携を絡めさせた、ハイブリットな何かを期待しています。

 

最後に、ご飯の味はとても美味しい

ブロッコリーときくらげの塩炒めと油揚げの炒めた何かの2品で12元

もちろん美味しかったです。

さっぱり系とこってり系だったのも良かったですが、私にとって、ご飯の量は少し多いかなと。このご飯の量を想定して、お惣菜の品数を減らしたのもあり、今度注文するときは、「ご飯少なめ」と店員さんへ伝えたいです。

これで12元 = 216円 (1元=18円レート換算)という安さななので、ローカルなお店での食事は楽しく、色々と食べれそうです。

 

お惣菜も色々と種類が多かったため、迷う羽目に。選ぶのも大変でした。雰囲気はこんな感じでした。

 

 

 

深圳の無人スーパー・無人コンビニの体験記(百鮮Go・WellGo)

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