HCD-Net台湾ツアーの3日目(台南⇢斗六〜雲林科技大学での交流)

2015年10月19日

ようやく7日間の旅の折り返し。本日は台南から出発し、斗六の雲林科技大学へ向かい、工業デザインとメディアデザインの学生たちとの交流を写真と共にふりかえり。

やっとメインの日

下記の日程で台湾に滞在してますが、本日は9/21。朝早く出発して大学へ向かいます。

宿を出たらまず朝ごはん

台南から斗六へ電車で向かう。

朝8時30分過ぎの電車にのるため、朝ごはんは宿から駅まで歩く途中で済ませることに。
安定のおいしさと安さの台湾朝ごはん

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ぎょうざと昨日と同じやつ

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朝から元気な先生

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先生のカメラの写真がきれいだ!

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by 浅野先生撮影

日本統治時代に建てられた台南駅

台南駅は古くもどこか日本の昔の建物ぽいなと思っていたら、やはり日本統治時代に建てられたものであった。
その建物が建てられて数十年経っているが、いまでも普通に使われている光景を多く目にした。

日本だと古い建物から取り壊し、建てなおしている状況とは正反対だ。日本はやっぱり耐震の関係で残しておくのが難しいのかな。

なお、植民地時代の歴史は色々と調べてみると怖い。 日本統治時代 から 霧社事件 など。

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まる1日も滞在できなかった台南

ホームも古いけど、こういったアーチの屋根や漢字の看板だけみると日本のホームっぽい

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月台=ホームという意味だろう

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ホーム内にパトカーとスクーター

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電車の発車ベルがアナログなベルで懐かしい音がした

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平日の8:30ぐらいだが空いている駅

ここから特急に乗り、雲林科技大学がある斗六へ向かう。
特急の指定席なのだが、なぜか窓側と通路側の番号が連番となっていない。

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14番は通路の反対側

 

なので、結果、こういった席順になることもある。

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マスクおばさんの隣の先生

電光掲示板に「!」や「○」が表示されるのも珍しいなと。

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約1時間で台南から斗六へ着きます。
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斗六駅に到着し、雲林科技大学へ

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斗六に到着

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韓国製の車両に乗ってきました

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巨大なフルーツベンチ

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ブンタンが名産みたい

大学へ到着、工業デザイン科の学生と交流

雲林科技大学 は国立大学で、台湾内でトップ3に入るレベルの高い大学とのこと。
今回はこの大学の楊先生のもと、工業デザイン科とメディアデザイン科の学生たちと情報交換。

駅からタクシーで大学へ来たのだが、キャンパスが広い。
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東京では考えられないけど、校内に車が沢山止まっていて、すぐ裏にも駐車場が沢山あった。日本の地方の大学のようだ。

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大学の入り口から歩くこと10分弱。今回訪問する建物に着いた。
設計=デザイン。日本でいうとデザイン学科

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まずは本日、お世話になる楊先生にご挨拶。日本の大学へも通われていたとのことで、流暢な日本語。
今回、色々と通訳をしていただき、本当に助かりました。

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そして、早速、工業デザインの授業で学部の紹介と私達のやっていることなどプレゼンしあう授業。

100名以上の学生が集まった前で、楊先生が私達メンバーを紹介していただき、感謝。

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大学では産学連携が盛んなこともあり、デザインコンペで数々の賞を学生たちが受賞しているようだ。
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また、デザイン演習では、デザイン思考からコンセプトデザインを作り、そこからスケッチをして絵に落としていく流れを教えている。そしてプロトタイプを作成していく。

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そんな流れで私もデザインに関して少しだけお話してきました。
Bitcellarでの開発サイクルと音楽ライブでの演出について。

これもデザインですか?といった流れで、英語とGoogle翻訳した繁体字で資料作りし、英語+日本語でお話してきました。
楊先生の通訳にとても助けられました。ただ、工業デザインを学んでいる学生に対しての反応はいまいち。(反省点)
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ランチはご馳走

無事にみんなの発表も終わった頃に、ちょうどお昼の時間帯。
大学内の食堂が混んでいるとのことで、わざわざ素敵なお店を案内していただいたのだが、これがまた美味しい。(味付けが他の地域より薄い気もしてよかった)

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午後はメディアデザイン科の学生に向けて

午後は、メディアデザイン科の学生達と交流

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HCDの活動についての紹介をNEC安さんから。シスメックス水本さんがペルソナについての紹介。

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途中にメンバーを紹介していただいたので、立ち上がり手を振ってみる写真。
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手を振ってみたら、なぜかウケた。

この授業、私は発表せず、みなさんの話を聞く会であったが、急遽、午前中に話した内容と別の映像を紹介することに。
メディアデザイン科向けに、わかりやすい事例の映像を用意したのだが、これが学生の反応がよく、終わった後に色々と声を掛けてもらった。
(発表した内容の一部はシェアの許可をもらっていないので紹介できません)

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発表では、英語も中国語もできないが、この授業の流れをみつつ、「你好」の一言の挨拶で空気を変えれるかが重要と感じていた。
なので、資料よりも、インパクトで勝負してみた結果が良かったのだろう。
また、教授の担当である張さんに、資料と片言の英語を中国語に訳していただき、何とか学生へ概要を伝えることができた。

この発表は、たまたまお昼に張さんと自己紹介など資料や映像を見せながら片言の英語で説明したところ、「午後にも話して欲しい」といった流れになり、急遽実現。

こんなキッカケをいただき、よかった。数分で追加した資料とアドリブでなんとかなるものだ。

研究室と大学内を見学

授業後は研究室を見学。

色々なプロジェクトの事例を紹介をしていただいたのだが、個人的には大学内の研究室の汚さ=プロトタイプを沢山つくっているイメージで好感を持てた。
そして、大学の建物内を歩くのも好きで楽しい。

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なぜか仲良くなったが・・・。

そういえば、大学院生のジョージとは、午後の発表後に仲良くなった。

ニコニコして人が良さそうで、帰り側に名刺交換をして「Facebookで繋がってもよい?」と聞かれたので、OKしたが、未だに友だち申請が来ない・・・。
ジョージ元気か?

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大学での交流を終えて

今回、初めて海外の大学で自己紹介とデザインに関する流れで発表をさせてもらった。
私自身の英語力の無さや聴き手の求めている部分とのギャップを感じることもあったが、
午後の発表では場の空気を読み、数少ない言葉とジェスチャーでで聴き手を引き込むことができてよかった。

やっぱり英語力が絶対的に足りなく、この日はノリでなんとか乗り切ることができた。
が、翌日は見事に英語力のなさで撃沈・・・。(続く)

 

余談:7日間の旅はリュック1つ

今回の旅はすべてこのリュック1つ移動。
着替えも含めて7日間を回れるのか心配だったが、案外大丈夫。

着替えは3枚分を持ち、宿で洗濯して、干す。
これを繰り返せば世界一周も問題ないとのこと(前職のバックパッカーが言っていたので多分本当のこと)

この写真の通り、案内いただいた教授と同じ大きさのリュックでもなんとかなるのですね!
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Airbnbで泊まった宿などはまた別途書きます〜!

歩数と移動距離

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電車や車での移動が多く、徒歩は大学内での移動と夜の散歩ぐらいだったため、歩数は少なめ。

3日目の写真

 

 


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